いつもトラブルを探している

雨が嫌いなのに雨男のワタナベです。ハワイが懐かしいです。また行きたくて仕方ないです。

 

自分の行動のクセというのがあります。きっと誰もが持っているものだと思います。

 

僕の場合は今日のブログタイトルにもあるトラブルを探してしまうということです。つまり自分から困難な状況に自分を置いてしまうのです。無意識のうちにそうしてしまいます。

 

例えば

・仕事の案件を深く追求しすぎて解決できなくなってしまう

・喧嘩になりそうな時、回避するための行動をとらず、むしろ逆のことをしてしまう

・余計な一言を言って波風をたててしまう

などです。

 

自分でも不思議ですが、多分僕はトラブルメーカーの気があるようです。ある意味負の才能です。物事をめんどくさくしたり、人を怒らせたりする才能を持っているのです。

 

最近僕はこのことに気づきました。自分の行動のクセ、これを見つめるのは結構重要なことではないでしょうか。

 

トラブルを探すクセがある、ということは逆を言えば僕が普段とらない行動を意識してとるようにすればトラブルを避けられるということです。

 

しかしこれがなかなか難しい。今まで何年もの間に築いてしまった考え方や行動の仕方を崩すことは自分の中で抵抗があります。時にはストレスをも伴います。

 

ではなぜそこまで抵抗を感じるのか?

 

それには僕の行動の基礎となっている思考方法を検証してみる必要があります。色々考えてみたところ、どうやら僕の場合は度を越した負けず嫌いの性格が起因しているようです。今まで僕がトラブルになったことを考えると、いつもそこにはこの「負けず嫌い感」があった気がします。自分に分からないはずがないとか、人に謝るのが嫌だとか、自分の意見をアピールして人と違う人として見られたいとかいった類の感情はすべてこの「負けず嫌い感」で説明できます。

 

この「負けず嫌い感」は僕にとってプラスとマイナス、どちらになっているのでしょうか。僕の考えだと、ほんのわずかですがマイナスの方が上です。だからといってこの感情をまったく無視してしまうと、僕にプラスの部分まで無くなってしまいます。必要なのは適度に付き合っていくことだと思っています。今まで僕はこの「負けず嫌い感」に振り回されていることがありました。一度この感情が湧き上がると自分にとっての利益など考えることもなくトラブルに向かって行っていました。

 

そこで最近はこの「負けず嫌い感」を感じたらワンクッション置くようにしています。クールダウンして自分にとっての利益を考えてみるのです。もし不利益を被ることになりそうなら違う行動をとるように心がけます。自分にとって有益か有害かを天秤にかけて自分のとる行動を決めるのです。少しひいて自分を見ることでトラブルメーカーからの脱却を目指しています。