よく壊す人

こんばんワイン。ワタナベです。

 

ついに新しいギターを手に入れました!最高です!昨日は弾きまくりました。奥さんと一緒に歌ったりしました!

 

突然ですが、僕はよく物を壊します。壊すというのは完全に壊してしまうってことにプラスして、傷つけてしまうってことも含めます。 

 

ギターを購入した日、大切にギターを背負って車まで移動しました。ほかの荷物とともに車に積み込む作業中に、ギターを車のバックドアにぶつけてしまいました。幸いソフトケースの上からぶつけたので傷がついたり壊れたりするのは避けられました。

 

その時に思い出したのです。自分が「よく壊す人」だということを。

 

僕という人間はとても不注意な人間なのです。

 

ものを大切にする割にはその扱い方に不注意な部分があります。

 

以下は僕のやらかしたことです。

 

・高校の時、買ったばかりのギターを床に落として壊しました。

・初任給で買った高いビジネスシューズを床の段差にこすり、傷がつきました。

・奥さんから誕生日にもらった時計をドアにぶつけて修理にだしました。

・初めて買った車のホイールを路肩にすりました。

 

あげればキリがありません。すべて僕の不注意が原因です。

 

それなのに壊したり傷つけたりしてしまうと、尋常じゃないくらい凹みます。いつも奥さんに呆れられます。

 

多分、僕は正しい自己認識ができていないのだと思います。つまり、僕は自分のことを「ものを丁寧に扱う人」と認識しているのです。実際は不注意が沢山の人なのに。そしてもっと言うと、どこかで自分のことを「ヘマをしない奴」として認識している気がします。仕事でもよくそれを感じます。自分では完璧と思っていても抜けがあるのです。世の中には完璧に近い仕事ができる人もいます。そういう人は、だいたい不注意なことをしません。僕は不注意な人間のくせに「そっち側」にいようとしてしまうのです。

 

話を戻します。僕は不注意で「よく壊す人」なのです。それなのに、買った時の状態をキープしようとするから苦しむのです。

 

ギターをぶつけて凹んでいる僕に、奥さんが言いました。

 

「あなたも私もお金がかかる人なんだよ。やらかしてしまう人なんだよ。」

 

いかにも彼女らしい考え方です。等身大の自分を見つめれないと、こういった開き直った意見は持てません。彼女も確かに「よく壊す人」です。でも僕とは違い、サッパリしています。壊したことをいつまでも引きずらない。ひょっとすると内心は引きずっているのかもしれませんが、見た目はそうは見えません。

 

僕ももっと自分を見つめてみる必要があります。奥さんみたいにはまだ当分は無理ですが、自分がやらかしてしまう人と認識できれば、この凹みのスパイラルからいつか抜け出せる気がするのです。