怒る時は怒る
はー、ワタナベです。今日はひどく嫌な気分です。
会社の後輩をすっごい怒ってしまいました。
理由や経緯は彼のプライバシーに関わるので伏せます。ただ、僕自身としては嫌な気分にはなりましたが必要なことだと思っています。
僕はそんなに頻繁にではないにせよ、会社でも怒る時は怒るようにしています。だから、仮に相手が先輩であろうと言うことは言うし、怒る時は怒ります。
昔いた会社のとある先輩が「会社でキレたらおしまいだよ」と言っていました。それはつまり「感情的になること」は社会的に未熟な人間のすることだという前時代の価値観に基づく意見です。
僕はこれからの世の中は人の気持ちが中心になっていくと思っています。前時代、特に日本においては「我慢する」ということが美徳でした。それは物質的な我慢だけではなく、感情を表現するのを我慢するということでもありました。しかし、その弊害は確実に僕らの世代にしわ寄せとしてやってきています。
前時代の人達が感情を我慢してきたことの弊害は
・本当は早く家に帰りたいのに我慢して残業して仕事をしてきたため現在の会社文化になっている
・社会で今までの自分の感情を出せなかった分、自分より下の世代に対して横暴な態度をとる
・本当はできないような仕事内容なのに引き受けてしまうので結果として部下に過負荷をかけている
等のことで僕らの世代にしわ寄せされています。それに加え、感情を我慢するとストレスにつながり体調を壊します。自分の中に悶々とした感情を抱えたままでいることは悪いことなのです。
これは僕の奥さんとよく話すことです。だから僕たち夫婦はいつもそれぞれの気持ちを大切にします。喧嘩した時も、社会的にはこうだと言うのは極力控え(僕は今だに社会的にはという言い回しを使いがちなので気をつけるようにしています)、自分はこう思うから嫌だという自分の気持ち中心で言い合うようにしています。
だから僕はこれからも会社だろうが怒る時は怒ります。感情をさらけ出すのが恥ずかしいことという時代は終わったのです。いずれそれについてもっと詳しく自分の考えを書いてみようと思っています。