マイナスのエネルギーを力にする

咳が出始め、なにやら体調的に怪しくなってきたワタナベです。

 

日に日に秋が深まります。1年で1番好きな季節に風邪なんかひいてられません。失せろ!風邪菌!

 

スターウォーズという最高の映画があります。フォースを使って、光と闇の戦いが描かれます。超有名な悪役、ダースベーダー。彼はもともと光のジェダイだったにもかかわらず、自らの私的な欲求に負け、ダークサイドへ堕ちてしまいます。そして、最終的に光のジェダイである自分の息子に倒されるのです。

 

いつもマイナスの感情や、それに起因するエネルギーは良くないものと考えられてます。でも果たしてそうでしょうか?

 

人間には2種類いると思います。プラスの感情をエネルギーに変える人と、マイナスの感情をエネルギーに変える人です。本当はそうだと思うんです。なのに、世の中ってそういう風にできてません。プラスの感情をエネルギーに変えることの方が建設的みたいなイメージがあります。

 

僕は完全に後者です。マイナスの感情が凄まじいため、それをエネルギーに変える方が効率的です。

 

良く間違えを指摘された時に「ご指摘ありがとうございます」みたいなことをいうやつがいます。僕はこういうタイプは信用しません。嘘臭くて仕方ないです。「うるせえ!何くそっ!」っていうマイナスの感情を無理やりプラスの感情に変換しようとしてる気がしてなりません。そういうやつは、たいしたエネルギーを生み出せません。僕はそういう時、なるべく自分の感情に忠実にいます。会社だからとか、そういうのは関係ないです。つまり「機嫌が悪く」なります。社会人失格です。間違いを指摘されるのは僕にとってプライドを傷つけられることなので、マイナスの感情が半端じゃなく強まります。そしてそのおかげで、「間違えを指摘されるのに耐えられないから間違えないようにする」という、マイナスの発想でエネルギーを作って仕事してます。

 

「ご指摘ありがとうございます」とか言うやつは「この失敗をバネに頑張ろう!」みたいなプラスの発想で頑張ろうとするわけですが、そもそも心底そう思ってるわけないと天邪鬼の僕は思います。そして、本来の感情をエネルギーに変換する過程で歪めてしまうと、変換できるエネルギーが減ってしまいます。

 

そう考えると、正しくエネルギーに変換できるなら、それがどんな感情に起因していようが構わないのではないでしょうか?つまり、起因するのがプラスの感情か、マイナスの感情かなんて、どーでもいいわけです。

 

スターウォーズではダースベーダーがダークサイドに堕ちるまでが細かく描かれています。それを観れば、マイナスの感情を優先することが間違えているとかは簡単に言えなくなります。マイナスの感情でも、立派な自分の感情なのです。それを無視する方が、自分にとってよほど間違った行為だと思うのです。