僕の奥さんのこと

こんばんは、ワタナベです。

 

ギターが売れました。とても嬉しいです。心あるプレイヤーの方が弾いてくれることを願います。

 

今日は奥さんのことを書こうと思います。

 

僕と奥さんはあらゆる面において対照的です。

 

例えば

 

僕は神経質で細かく短気。奥さんはある程度ざっくりしていておおらか。

僕はインドア派。奥さんはアウトドア派。

僕は見た目病弱タイプ。奥さんは元気タイプ。

僕はへそ曲がりで天邪鬼。奥さんは真っ直ぐで素直。

僕は天然タイプ。奥さんはしっかり者タイプ。

僕は内向的。奥さんは外交的。

 

てな感じです。本当ここまで真逆で良く続いてるもんだなと思います。

 

それで考えてみると、僕は密かに彼女の自分とは正反対の面を羨ましく思っていたと気づきました。

 

例えば、彼女の誰とでもすぐに仲良くなれる才能とか(実際に彼女が自動車学校に行っていた時、外国人の方と友達になったり、教官と仲良しになったりしてました)、あっという間にその場の雰囲気を和ませたりする才能は僕にはありません。なので、ある意味羨望の眼差しで奥さんを見ています。

 

何よりも僕が嫉妬してしまうのは、彼女の素直さです。自分の信じたもの、信念に対して猪突猛進です。だから、彼女は良く手痛い目に合います。でも、めげない。それどころか、その失敗すらも彼女の真っ直ぐな性格の活力となっています。

 

悪い言い方をすれば、僕には時にそれが愚直に思えて仕方ありません。だから、彼女が猪突猛進している時にイライラしてしまう時があります。「そんなことしなくていいのに」と感じてしまうのです。

 

しかし、僕を含めた社会で生きる人達の中に、僕の奥さんみたいに信念を曲げずに生きている人が果たしてどれくらいいるでしょうか?僕がイライラしてしまうのは、奥さんみたいにできない自分に対するイライラの裏返しなのかもしれません。

 

夫婦喧嘩の時も、彼女の言い分はツッコミ所がないくらいの正論です。そして、それは自分に嘘をつかずに生きている人だけが使うことのできるとっておきの武器なのです。

 

僕は彼女のようにはなれないでしょう。また、羨ましいと思えど、彼女のようになりたいとは思いません。

 

それはつまり、僕は奥さんのことを自分とは違う1人の人間として尊敬しているということです。

 

嬉しいことに、僕の2人の息子達は彼女の才能を受け継いでいるようです。なんて羨ましい。

 

ちなみに対照的な僕と奥さんですが、ユーモアのセンスだけはベストマッチなのです。