自分のためになるという謎の言い訳

どうもワタナベです。

 

今回も仕事のことで、ウソでしょ?って思ったことを書こうと思います。

 

この間、会社の飲み会でした。大ジョッキのビールを美味しく飲み干したあと、何気に残業の話になりました。これがまた驚きでした。

 

なんと、時間外に業務をこなすことで自分の知識を増やしていくもんだってみんな考えていたんです!ベテランの人も、新入社員の人も、そう思ってたんです。

 

あまりの驚きにワタナベは閉口してしまいました。マジかよ。

 

僕は基本的に時間内に、いかに自分がラクして仕事できるか考えてます。そして、自分に与えられる仕事もラクであればあるほどいいと思ってます。つまり、会社だからっていって大変な仕事をする必要は無いって思ってるんです。だから、わざわざ自分の時間を削って、時間外を行なって自分の知識を増やすとかそういうのってまったく共感できないんです。

 

だってそうでしょ?そんなのただの言い訳じゃない?それにルール違反でしょ?

 

僕はとにかく残業なんて絶対にしたくないんです。1分たりとも!だから、もし残業するなら残業代は絶対欲しいんです。

 

え?残業代もらってないの?って声が聞こえますね。

 

そうなんです。なんとうちの会社、残業代でません。ブラックですよね。でもね、これ理由があって、今まで会社にいた古株の人達が、先に述べた自分のためだから残業してるって意識だったから会社がそれにあまんじて支払いしなかったせいなんです。

 

僕はもうそういうのに嫌気がさして課長に直訴したんです。残業代でないなら、これ以上仕事できませんって。そしたら、いとも簡単に残業代貰えるようになりました。

 

これってどういうことか。

 

つまり会社の社長は今僕らのやってる仕事が定時で終われるような量じゃないって認識してたってことです。そのうえで残業代を払ってなかったのは、「残業して仕事を覚えてこそ一人前」みたいな意識があり、「残業代なしでも残業するのは自分の知識を増やすため」という謎の言い訳を歴代の社員達が自分達に対してしてきたってことです。

 

僕は基本的に今の仕事は好きです。でも好きだからって、じゃあお金払わなくてもやってくれるよねってことにはなりませんよね?自分のためになるということとは別に、会社で投資した時間と労力はきちんと賃金に換算されないとおかしいですよね?だってそれが雇用契約ってもんですからね。

 

だから、もう「自分のためだから」っていう謎の言い訳はやめなきゃいけません。残業なんてしなくてよいし、するならきちんと残業代もらわなきゃ。

 

残念ながら、現状の僕は残業しています。仕事が終わらないんです。でも、これは僕の問題ではありません。仕事量が多すぎるんです。だからこそ、僕は「今この経験が自分の知識になる!」なんてことは思いません。残業するなら、対価をきちんと支払ってもらわんと割にあわないぜって気持ちで、日々なんとか乗り切るのです。